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美髪づくりの基本、ブラッシングから入浴・髪にいい生活習慣まで

髪は人の印象を変える、大きな要素の一つです。誰もが健康でツヤやかな髪に憧れますよね。この記事では美髪作りの基本についてご紹介していきます。しっかりと基本を押さえて、理想のヘアスタイルを実現しましょう!


綺麗な髪の特徴

髪が綺麗な人の特徴には大きく3つのポイントがあります。

・ツヤ
いわゆる「天使の輪」のことです。
・ハリ、コシ
髪1本1本に強度と弾力がある状態のことです。
・サラサラ
指通りのよい“触りたくなる髪”のことです。

これらのポイントを押さえた美髪になるために、必要な要素が3つあります。
・髪内部の水分が十分であること
髪内部の水分が不足していると、パサパサの乾燥髪になってしまいます。髪が乾燥していると、パーマの持ちが悪くなったり、カラーリングをしてもすぐに色落ちする原因にもなります。
・キューティクルが整っていること
髪の毛の一番外側にある組織をキューティクルと言います。キューティクルはうろこのようにいくつもの層が重なり合って出来ています。このキューティクルが摩擦や熱、紫外線などによって削れたり剥がれたりすると、切れ毛や枝毛が発生し、髪がボロボロの状態になってしまいます。
・髪の主成分であるタンパク質が十分であること
髪の成分は大部分がタンパク質でできており、シスチンというアミノ酸が多く含まれています。そのため、タンパク質を摂取しないと髪へ栄養が届かなくなり、どんどん髪が弱く、ハリやコシのない状態になっていってしまいます。

髪に良い生活習慣

・食事


美髪の鉄則に「髪の主成分であるタンパク質が十分であること」とありましたが、日頃から美髪になるために必要な量のタンパク質を摂取できていますか?18歳以上の女性で推定平均必要量が40g/日、推奨量が50g/日と言われています(妊娠中や授乳中を除く)。
バランス良く色々な食材を食べることが最も重要ですが、その中でも美髪のために特に意識して摂取したい食材が、シスチンを多く含む鶏肉などの肉類や、豆腐や納豆などの大豆製品です。大豆製品には女性ホルモンを整える働きもあるので、加齢によるハリやコシの減少を抑える効果も期待できます。

・睡眠


人間が生きるために必要不可欠な睡眠。眠れないと体の疲れが取れず、活動するために必要なエネルギーがなくなってしまいます。それは髪も同じで、十分な睡眠をとらないと、日中受けた髪のダメージが修復されず、抜け毛や発毛不良の原因になってしまいます。
美髪を目指すのであれば、成長ホルモンの分泌が盛んな22:00~2:00の間に眠りにつくとよいでしょう。

・乾かしてから眠る


乾かさずに眠るのは絶対にNGです!髪の毛は濡れているとキューティクルが開いた状態になります。キューティクルが開いた状態で寝ると、枕との摩擦により、髪は必要以上にダメージを受けてしまいます。また、自然乾燥もやめましょう。開いたキューティクルから水分がどんどん蒸発していき、パサパサの乾燥髪になってしまいます。
髪を洗った後はできるだけ素早く、タオルドライをしてからドライヤーで乾かしましょう。

・摩擦を減らす


摩擦は髪の天敵です。絡まった髪を無理やりブラッシングしたり、お風呂上りにゴシゴシとタオルドライしたりしていませんか?それらの行動は髪に大きなダメージを与えてしまいます。ブラッシングにはブラシ部分のサイズが大きく、空気穴のある「パドルブラシ」がオススメです!ブラシ部分のサイズが大きい事で、絡まった髪を簡単にとかす事ができます。
また、タオルドライをする際には、髪全体をゴシゴシするのではなく、タオルで優しく挟んでポンポンと水気を切るようにしましょう。
寝ているときの摩擦が気になる方はナイトキャップがオススメです。摩擦を抑え、翌朝の寝癖の予防もしてくれます。
髪のダメージを減らすために摩擦を減らすような生活を心がけましょう。

・血行促進をする


美髪になるためには、たくさんの栄養が必要ですが、頭皮は血液を送り込む心臓よりも上にあり、さらに動かすことができないため血液が滞りやすい場所です。そんな頭皮にはマッサージによる適度な刺激を積極的に与えることが必要です。マッサージは指の腹を使って行う方法も良いのですが、「パドルブラシ」のような毛が大きく、根元部分がクッションになっているブラシタイプだと簡単に血行促進ができます。
使い方は簡単!パドルブラシのピン全体を頭皮に押し当て、やさしく動かして地肌をマッサージします。特に側頭部をマッサージすることで顔のリフトアップ効果まで期待できます。


・UVケア


肌に日焼け止めを塗る方は多いですが、髪のUVケアもしっかりできていますか?髪も紫外線によってダメージを受けます。太陽光を強く浴びると、キューティクルの傷みを加速させ、内部の成分が流れ出やすくなります。
紫外線が強い日は、日傘を差したり、帽子を被ったりして、紫外線を浴びないようにしましょう。そうすることによって、美しい髪を育む土台である頭皮の保護もできます。
髪用の日焼け止めスプレーを利用するのも良いですね。



基本のヘアケア

・朝


朝のヘアケアの流れは下記のとおりです。
①寝癖が酷い時は寝癖直しスプレーをかけて、ドライヤーで根元から乾かす。
②熱予防の効果があるヘアオイルや洗い流さないトリートメントを付ける。
③髪の絡まりや汚れをなくすために、優しくブラッシングする。
④ブローやヘアアイロン、コテでスタイリングする。
⑤スタイリング剤を付ける。
朝のケアで注意してほしいポイントが2つあります。
1つ目は、髪が濡れた状態でブラッシングやスタイリングをしないことです。濡れた髪はダメージを受けやすい状態です。乾ききっていない髪に高温をかけると、相当なダメージを与えてしまいます。ジュッと音がするのは危険な合図!ヘアアイロンやコテを使うときは、絶対に乾いた髪に使いましょう。
2つ目は、ヘアオイルやトリートメントを付ける順番についてです。商品によっては、ヘアアイロンやコテでのスタイリング後に付けることを推奨しているものもあります。商品の説明書きをよく読んで正しく使いましょう。ヘアオイルは髪の保湿をしてくれるだけでなく、静電気や湿気の影響を抑える効果も期待できるので、毎朝のケアに取り入れたいアイテムです。


・夜


夜のヘアケアの流れは下記のとおりです。
①髪を濡らす前にパドルブラシでブラッシングをして髪の絡まりをほどいておく。
ブラシ部分の面積が大きいパドルブラシだと、髪の絡まりを簡単にとかすことができます。
②髪をしっかりと洗う。
※洗い方については後で詳しくご説明します!
③ポンポンと水気を切るようにタオルドライをする。
④ヘアオイルを手に取り、髪の毛1本1本をコーティングするように毛先を中心に馴染ませる。
⑤ドライヤーでしっかりと乾かす。
⑥髪が長い方は跡がつきにくいゴムでゆるくくくるか、ナイトキャップを被って就寝する。
夜のヘアケアで頭皮を清潔にし、健康な髪を育みましょう!

・シャンプーの頻度、方法、温度
シャンプーの頻度は人それぞれです。頭皮のにおいやかゆみが気にならない頻度で行うと良いでしょう。よく汗をかく夏や、運動をして汗をかく日など、色々な状況が考えられます。洗いすぎは髪や頭皮のダメージにつながるため、1日1回、多くても2回程度が良いでしょう。髪のべたつきを感じたらシャンプーをして頭皮を清潔に保ちましょう。


【髪の正しい洗い方】


①髪と頭皮をしっかりと濡らす。
②指の腹でマッサージをするように、シャンプーで頭皮全体を洗う。
③シャワーでしっかりと洗い流す。
④手で軽く水を切ってから、コンディショナーやトリートメントを毛先中心に付ける。
⑤シャワーで洗い流して完了。
シャワーの温度は38度くらいの少しぬるいお湯がベストです。40度以上の熱いお湯だと頭皮に必要な皮脂まで流れ出て行ってしまうので注意が必要です。


・朝シャンよりも夜しっかりケアしたほうがいい?
朝シャンより、夜にしっかりケアをしたほうが良いでしょう。美髪のためには睡眠が大事と言いましたが、頭皮の毛穴に皮脂や汚れが溜まっている状態で寝ると、せっかくの髪の成長に良い時間を最大限に活かすことができません。
また、朝は慌ただしく、髪をしっかりと乾かさないという方も多いのではないでしょうか。自然乾燥は髪のパサつきの原因になるのでNGです。
美髪のためには朝よりも夜にしっかりとケアをしたほうが良いといえます。

CONCLUSION

ここまで、美髪づくりの基本的なポイントについてお話してきました。
髪のダメージが深刻な方や、ワンランク上のヘアケアを知りたい!という方は「記事No.8」を参考になさってみてください。
「女の命」とも言われる髪。もちろん女性だけでなく男性も綺麗な髪だと清潔感がアップし、より良い印象を人に与えることができます。髪に良い習慣を意識して、健康で美しい髪を目指しましょう♪

美しい髪は、女性にとって何よりも大切なものなのです。
正しい手順で日々のケアを怠らず、頭皮の健康まで意識することが美しい髪を維持するポイントと言って良いでしょう。
自身の髪悩みに合った「ヘアオイル」で、健康的な美髪を目指しましょう。

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