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食中毒に注意!梅雨から夏にかけて増える食中毒には手洗いで対策

これから本格化する梅雨と夏は食中毒が心配な季節です。食中毒の基本の対処はまず「手洗い」から。しかし多くの方が適切に手洗いができていないために食中毒は毎年なかなか減りません。そこでここでは、食中毒にはどんな種類があるか、そして手洗い方法を含めた適切な対処の方法をご紹介します。正しく対処し、元気に健康に梅雨と夏を乗り切りましょう!


梅雨も要注意!増え始める食中毒

梅雨から夏にかけて、湿度や気温が上昇し、多くの細菌が増えるこの時期は、食中毒のリスクも高まります。食中毒というのは、細菌やウイルス、有毒な物質がついた食べ物を食べて、下痢や腹痛、発熱、吐き気などの症状が出る病気です。食中毒の原因となる菌の種類によって出る症状や、食べてから症状が出るまでの時間も変わります。時には命にかかわる重い症状が出ることもあるので、しっかりと対策をとり、本格化する梅雨と夏を元気に乗り切りましょう。

梅雨から急増!細菌性食中毒

細菌による食中毒が多く起こるのは、湿度や気温が高く、細菌の育ちやすい6月から9月ごろです。食中毒を引き起こす細菌は土や水、人や動物の皮膚や腸の中にも存在しています。特別な菌がその時期に増えるのではなく、普段からいつもそこら中に存在する菌ですが、食事を作る途中で菌がついてしまったり、あたたかい部屋の中に長い時間置いたままにしたり、気温の高い日中に外で持ち歩くなどすると細菌が増殖してしまいます。

どんな菌が食中毒を引き起こす?

食中毒を起こす主な細菌にはどんな種類があるのでしょうか?厚生労働省の発表している、「過去の食中毒発生状況」の2016年から2020年の5年間の食中毒統計データ(※)を基に食中毒になる原因菌には何が多いか順番に見ていきましょう!


1位:カンピロバクター・ジェジュニ/コリ

カンピロバクター・ジェジュニ/コリによる食中毒は、少ない菌数で発症するとされており、十分に加熱されていない肉(特に鶏肉)や、飲料水、生野菜、またペットから感染することがあります。もともとニワトリや牛の体内に生息している菌で、空気に触れると死滅しますが、酸素濃度の低い状態の肉内で生き残り、30~46℃で活発に増殖します。低温で生き残りやすいため1~10℃の冷蔵庫の中では生存期間が延びます。食後2~7日で下痢や発熱、吐き気、腹痛、筋肉痛などの症状がでます。対処法は、乾燥と熱に弱いため、十分に加熱することです。


2位:サルモネラ属菌

サルモネラ属菌は鶏や豚、牛などの家畜やアヒル、猫、犬など多くの動物の体内に生息しています。特に鶏肉や鶏卵の加熱不足や生食が発生の原因となることが多いです。乾燥に強く、湿度が35~43℃で活発に増殖します。食後6~48時間で、下痢、発熱、吐き気、腹痛、頭痛などの症状が出ます。対処法のポイントは、十分な加熱を行うこと、食材を取り扱った後は必ず手を洗うこと、ペットと触れ合った後は必ず手を洗うことです。


3位:ブドウ球菌

ブドウ球菌、中でも黄色(おうしょく)ブドウ球菌は人の皮膚や、鼻、口の中にいます。傷やニキビなどの吹き出物を触った手で食べ物を触ると菌がつき、加熱した後に手作業する、お寿司やおにぎり、調理パンなどが原因で食中毒になることがあります。この菌の作り出す毒素はとても強く、一度毒素ができると、100℃で20分加熱しても分解されません。食後30分~6時間で吐き気や腹痛などの症状が出ます。予防するには、食材に菌が付着しないように手洗いとアルコールによる消毒が効果的です。また、黄色ブドウ球菌は10℃以下ではほとんど増殖しないので、食材を冷蔵庫で保管するよう徹底しましょう。


4位:腸管出血性大腸菌

人の腸管内で毒素を作り出し、その毒素が出血性の大腸炎を引き起こす食中毒です。よく知られているのがO157で、少量の菌でも発症しやすく、場合によっては死に至るなど重篤な症状を伴うことがあります。食後12~60時間で激しい腹痛、下痢、また血が多く混ざった下痢などの症状がでます。加熱が不十分な肉やよく洗ってない野菜、井戸水や湧き水内にいる菌です。食材を保存する場合には、増殖防止のために10℃以下の冷蔵、または-15℃以下で冷凍保存し、食べる際には十分に加熱しましょう。また、調理前や生肉、生野菜の下処理後などの調理の変わり目にはしっかりと手を洗い、二次汚染を防ぎましょう。


5位:ウエルシュ菌

ウエルシュ菌は、自然界に広く存在する菌で、カレーや煮込み料理など大鍋で大量に調理し、作り置かれていた食品が原因で食中毒になることが多くあります。熱に強く100℃で1時間加熱しても菌は死滅しないため、いかに菌の増殖を抑制するかがポイントになります。具体的には、作ったその日に食べる、調理後すぐに10℃以下に冷却するか、冷却できないときは55℃以上で保管する、空気に接するようよく混ぜながら調理する、などの予防法があります。


※厚生労働省「過去の食中毒発生状況」

食中毒予防の基本は手洗い 重要性とポイントを紹介

ここまで、食中毒を引き起こす具体的な細菌とその症状や予防方法を見てきました。食中毒予防には3つの原則があります。それは、「付けない」「増やさない」「やっつける」です。まずは付けないようにするのが、最初にすべき基本で重要な対処。付けないために必要なことはまず「手洗い」です。
手洗いが大切、と誰もが知っていますがそれでも手を介した食中毒が毎年一定数発生しているのも現実。つまり手洗いはされているが、適切にできていない可能性があります。まずは食中毒を起こす菌を知って、適切な手洗い方法を実践する必要があります。

なぜ食中毒には手洗いが必要?

まず、人の手は、食中毒を起こす細菌の「運び屋」であると認識する必要があります。土や水、動物や人の皮膚にも細菌は潜んでいます。例えば冬に猛威を振るうノロウイルスは、食中毒発生件数が国内で最も多く報告されていますが、原因となる細菌は、食品中では増殖せず、人間の体内でしか増殖しません。食中毒事故の多くが、人の手を介して食品に付着したことが原因と考えられています。でも必要以上に怖がる必要はありません。一時的に着いた食中毒の原因になる菌は適切な手洗いによって洗い流すことができます。

手洗いのタイミング

では、「いつ」手洗いをするべきなのでしょうか?


  • ・帰宅後
  • ・調理・食事やおやつの前
  • ・体(洗ったあとの清潔な手や腕以外)に直接触れた後
  • ・トイレの後
  • ・介護やおむつ替えをした後
  • ・咳やくしゃみ、鼻水をかんだ後、タバコを吸った後
     ※人の体液には食中毒を起こす細菌やウイルスが存在している可能性があるため
  • ・水槽や魚介類、動物を触った後
  • ・ガーデニングや土いじりの後
  • ・生の食材(生肉、魚介、生卵など)を触った後

など、外出先でも、帰宅後でも、手洗いをすべきタイミングは一日に何度もあります。

手洗いのポイント

石けんやハンドソープを使って、洗い残しをしないよう、手の平、手の甲、指と指の間、指先と爪、親指の付け根、手首を、30秒以上かけてしっかりと洗いましょう。


ポイント①流水で手を濡らしてから、石けんをよく泡立てる

石けんやハンドソープは、よく泡立てないと、洗浄成分が汚れにうまくなじまず、汚れが残りやすくなります。


ポイント②汚れが残りやすい箇所を意識

手の甲、指先や爪の間、指の間、親指、手首など、汚れが残りやすい所は意識してしっかり洗い、また流しましょう。


ポイント③流水でよく流す

ためた水は、一度落ちた汚れがまた皮膚に付く可能性があります。必ず流水ですすぎましょう。


ポイント④清潔なタオルやハンカチで拭く

手を拭かず濡れたままだと菌が着きやすくなります。必ず拭いて手を乾燥させましょう。また、ぬれたままのタオルは雑菌が増えやすいので要注意です。こまめに交換しましょう。

Joy.cocoならしっかり洗浄も心地よいハンドケアもどちらも叶う

これから迎える梅雨や夏、食中毒が増える時期に手洗いの重要性や手洗いのポイントを再確認してきました。1回の手洗いの推奨時間は30秒以上。そして手洗いをすべきタイミングを考えると、1日に手洗いにかける回数、時間は思った以上に多いです。だからこそ、手洗い時間が「大変」ではなく、「楽しいリラックス時間」になるともっと手洗いがしたくなると思いませんか?Joy.cocoのハンドソープやハンドスプレーは、心地よい香りと保湿成分配合で、手洗いしながらハンドケアも同時にできます。

スクラブハンドソープ

ジェイココスクラブハンドソープは、アボカドとアンズの種子を100%使ったナチュラルシードスクラブ配合で、料理の油汚れやメイクのベタベタ汚れなど、落ちにくい手の汚れでも大丈夫。直径約0.1~0.5ミリのスクラブが手のしわに入り込んで汚れを掻き出してくれるので、ごしごし力をいれなくても、汚れをすっきり落としてくれます。
また、肌荒れ、加齢、乾燥などで固くなったお肌を柔らかくしてくれるバージンココナッツオイルとグリセリンが配合されていて、手洗い後の手荒れや乾燥を防ぎ、洗うたびに手が潤います。シーンや好みに合わせて選べる5種類の香りは香水のように、時間とともに香りが変化します。変化する香りで、手洗い時間をリラックスタイムに変身させてくれます。
携帯に便利な、ストラップ付のミニボトルもあるので、お気に入りの香りをお出かけのお供に持っていくこともできます。

フォームハンドソープ

ジェイココフォームハンドソープは、ポンプを押すと保湿成分を含んだふわふわの泡が出てきます。泡タイプは手の隅々まで泡が届きやすく、洗いやすいのに汚れをしっかり落とすので、小さなお子さんからシニアの方にもオススメです。
保湿成分のバージンココナッツオイルと、アロエベラエキス配合で、こちらの泡タイプのフォームハンドソープも手を洗うたびに保湿ケアが同時にかないます。ローズのフローラルな石けんの香りと甘酸っぱいレモネードの香りの2種類から選べます。

モイストハンドスプレー

外出時の食事前やトイレ後など、気づいたときに手軽に消毒できる携帯に便利なコンパクトサイズのジェイココハンドスプレーは、アルコール66%vol.で殺菌(除菌・消毒)効果も十分。保湿成分のココナッツオイルとアロエベラエキス配合で、エタノールによるての皮脂のとりすぎによる乾燥から防ぎながら手指をスッキリ綺麗にします。その他、マスクにワンプッシュすると、特有の気になる臭いを改善しマスク生活を快適にしてくれます。

CONCLUSION

梅雨から夏にかけて増える食中毒。食中毒を防ぐ基本はまず手洗いから。しかし水だけでパパっと洗っても十分な効果は期待できません。濡らした手に石けんやハンドソープをつけて、洗い残しの箇所がないよう、くまなく時間をかけてしっかり洗うことが大切です。そして手のケアも忘れずに。1日に何度も石けんで手洗いすると必要以上に手の油分が取られ乾燥したり荒れたりすることも。ジェイココのハンドソープやハンドスプレーは保湿成分配合なので使うたびにうるおいをチャージ!ぜひうまく活用して、手の保湿ケアをしながらしっかりと手洗いをして、元気に梅雨と夏を乗り切りましょう!

手が美しいと気分が上がり、毎日が今よりも少し幸せに感じられるものです。ハンドケアはハンドソープで手洗いするところから始まっています。美容効果や保湿効果があるハンドソープを使い、女性らしい美しい手を育てていきましょう。

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