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アルコールで手荒れ!?うるおい+除菌両方叶える!
アルコールで手荒れ!?うるおい+除菌両方叶える!
ウイルス感染対策としてアルコール消毒が日常化し、手にアルコールを吹き付ける回数も増えたと思います。そして、アルコール消毒の回数とともに増加してきたのが手荒れ。手荒れは見た目を悪くするだけでなく、ツライ症状を起こしてしまうことも…。では、なぜアルコールをすると手荒れを引き起こすのでしょうか。今回はアルコールと手荒れの関係性に注目し、効果的なエタノール濃度やオススメのハンドスプレーなどをご紹介します。
皮膚のバリア機能とアルコールで手荒れする原因
アルコールと手荒れの関係性について説明する前に、まずは皮膚の構造を説明します。皮膚の構成を大きく分けると「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層構造になっており、それぞれ外的刺激から体を守ったり体温調節を行ったりといろいろな役割があります。「表皮」「真皮」「皮下組織」の3つの中で、最表面の層は表皮です。
表皮はさらに5つの層にわかれており、一番外側の「皮脂膜」は外的刺激から体を守り、体内の水分が逃げるのを防ぐ重要な役割があります。そして、皮脂膜の下には角質層があり、そこには水分や脂質を一定に保つための組織があるのです。これを“皮膚バリア機能”と呼びます。
健康な皮膚は皮脂膜がすき間なく整っており、角質層もレンガの壁のようにきれいに積み重なっている状態です。ところが、皮脂膜のコーティングが剥がれてしまったり、角質層が傷ついたりしてしまうと、皮膚バリア機能が低下し肌トラブルを起こしてしまうのです。
では、手荒れがどんな状態かというと、手の皮膚が水分を失って乾燥し、肌トラブルを引き起こしている状態です。
手荒れによる肌トラブルの症状は人によって異なりますが、皮膚がカサカサして粉をふくところからはじまり、乾燥が進むとかゆみをともなう「手しっしん」、皮膚の表面にひびが入る「亀裂」、患部が腫れたり出血したりする「あかぎれ」など症状が重くなってきます。
アルコールで手荒れする原因
アルコールには洗浄や消毒、ウイルスを無効化する効果が期待できます。一方で、アルコール消毒によって、手荒れを引き起こしてしまいます。
アルコールで手荒れする原因は、アルコールの持つ強い脱脂作用です。脱脂作用は油脂を除去する力のことで、これが皮脂膜を過剰に落としてしまいお肌外的刺激から守る機能を低下させてしまいます。また、アルコールには揮発する際に皮膚の水分を奪うという特徴も。
皮脂膜はしばらくすると自然と回復するようになっていますが、昨今のように頻繁にアルコール消毒を繰り返していると十分に回復することはできません。保護膜にすき間を作り、そこから水分を奪ってしまうため手荒れを引き起こしてしまうのです。
手荒れしているとウイルスが残る?
手荒れしているときは外部からの刺激に敏感になっている状態なので、ハンドソープやアルコールが手にしみることもありますよね。そうすると、「痛い思いをするのは嫌だから…」と手洗いやアルコール消毒が不十分になってしまうのではないでしょうか。これが手荒れしているとウイルスが残ると言われている原因の一つです。手洗いやアルコール消毒が十分にできていない手は、通常よりも細菌が多く残ってしまうのです。
そして、手荒れがあると傷の部分に黄色ブドウ球菌が吸着し、バイオフィルムが形成されてしまいます。バイオフィルムとは黄色ブドウ球菌をはじめとする最近の集合体で、このバイオフィルムがあるとアルコールや殺菌剤、次亜塩素酸などがもつ消毒効果がうまく働きません。
手荒れをしているとウイルス感染のリスクが高まり、さらにはアルコール消毒の効果を最大限得ることが難しくなってしまうのです。
効果的なエタノール濃度
アルコール消毒の原液は、一般的に脱脂力が強いエタノールが使用されています。では、エタノールで作られているアルコール消毒はどれも同じかというと、そうではありません。それは、メーカーや商品によってエタノールの濃度が異なるからです。
殺菌効果が期待できるエタノールの濃度は国や機関で少し変わりますが、基準となるのはWHO(世界保健機関)のガイドラインで示されている60~80vol%です。ここで覚えておきたいのが、エタノール濃度は高ければ高いほどいいというわけではないこと。エタノール濃度が高すぎると消毒効果が弱まると言われているので、WHOのガイドラインで示されている60~80vol%の範囲のものを選ぶようにしましょう。
数値の範囲が広いのですが、エタノール濃度は63vol%ほどあれば多種多様の菌やウイルスに対応できるのだとか。携帯用のアルコール消毒や自宅で使うアルコール消毒を購入するときは、ぜひこの数値を参考にしてください。
ジョイココハンドスプレーの効果
アルコール消毒が手荒れを引き起こしてしまうとわかっていても、ウイルス感染が心配な状況ではやらざるを得ないですよね。消毒効果が期待できて、なおかつ手荒れも防ぎたい!という方は、エタノール濃度60~80vol%で保湿成分を配合しているアルコールスプレーを使用してみてはいかがでしょうか。
そこでオススメなのが『Joy.coco(ジョイココ)』のモイストハンドスプレーです。ジョイココのモイストハンドスプレーは、エタノール濃度66vol%のハンドスプレーで、WHOのガイドラインで示されている60~80vol%の基準をクリアしています。多種多様の菌やウイルスに対応できるといわれている濃度にも近いので、ウイルス感染予防にぴったりです。
そして、モイストハンドスプレーには、保湿成分のココナッツオイルとアロエエキスが配合されています。乾燥を防ぎながら、うるおいを与えることができるので手荒れしにくいのが魅力です。ジョイココのモイストハンドスプレーはコンパクトサイズだから、バッグのポケットやポーチに入れて持ち運びすることができますよ。
さらに、モイストハンドスプレーは香りを楽しめるのもうれしいポイントです。ジョイココは『香り』に力を入れているブランドで、香りの調合で「世界ファーストクラス」と呼ばれているインドネシアのフレグランスを参考にしています。ジョイココのモイストハンドスプレーは、グレープフルーツ、フラワー、グリーンアップルの3種類の香りをラインナップ。香水のように香りの変化を楽しむことができるので、ぜひその香りに注目してみてください。
CONCLUSION
アルコール消毒はアルコール自体が持つ強い脱脂作用の影響によって、手荒れを引き起こしてしまう可能性があります。そして手荒れを起こしてしまうと菌やウイルスが残りやすくなり、感染リスクが高くなってしまいますので、手荒れしないように工夫をしていきましょう。ジョイココのモイストハンドスプレーなら消毒を叶えつつ、乾燥から守ることができます。香りもとても良いので、一度試してみてくださいね。
手が美しいと気分が上がり、毎日が今よりも少し幸せに感じられるものです。ハンドケアはハンドソープで手洗いするところから始まっています。美容効果や保湿効果があるハンドソープを使い、女性らしい美しい手を育てていきましょう。